Android Studioで APK ファイルを作成する
Android Studio で APK ファイルを作りたい
作った Android アプリを Google Play を通じて一般に公開する場合、APK ファイルが必要になります。今回は、Android Studio で Android アプリの APK ファイルを作成する方法を紹介したいと思います。
Generate Signed APK Wizard を起動する
APK ファイルの作成は Generate Signed APK Wizard から行います。Android Studio のメニューから [ビルド] - [Generate Signed APK...] をクリックします。
APK 作成対象のモジュールを選択して [次へ]をクリックします。
Key store が既に存在する場合、そのパスを入力します。今回は初めて作成するので Key store はありません。[Create new...] をクリックします。
Key store を保存するフォルダを設定します。右端にある [...] をクリックします。
Key store を保存するフォルダを選択し、Key store のファイル名を入力します。今回は、TransitionTest フォルダの下に TransitionTest.jks という Key store ファイルを作成することにします。この Key store ファイルは今後も APK ファイルを作る際に必要になります。
先ほどの画面に戻ると、Key store の項目が埋まっています。続けてパスワードを入力します。
次に alias とそのパスワードを入力します。Validity は有効な年数を指定します。例では 50 年間有効にしました。
最後に Certificate の項目を入力します。全て空欄だと登録できません。
入力が全て終わると最終的に以下の画面が表示されます。間違いがないことを確認して [次へ] をクリックします。
Master Password を入力する画面が表示されます。初めての場合は Master Password を登録する画面だったと思います。これはこのアプリに限らず、他のアプリの APK ファイルを作る際にも確認されるパスワードです。それを踏まえたパスワードを設定してください。
いよいよ最後です。APK ファイルを保存するフォルダを設定します。今回は TransitionTest/app フォルダに APK ファイルを作成します。
[Build Type:] には debug や release などの種別を選択します。
[Flavors:] には build.gradle の productFlavors で設定した項目が表示されます。 詳しくはAndroid Studioで、一つのプロジェクトから複数のアプリを作成する方法 - Android Studioでアプリ開発!を参照してください。
[終了] ボタンで APK ファイルの作成が開始されます。
TransitionTest フォルダの直下に TransitionTest.jks という Key store が作成され、app フォルダ以下に app-release.apk という APK ファイルが作成されました。
以上が、Android Studio で APK ファイルを作成する手順になります。
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